2019/06/29 22:00

こちらの記事は2014/5/10に他サイトにてアップした記事を見直し再アップした記事です。


SURFBOARD SHAPE/サーフボードをシェイプする

サーフボード作りは難しいのか?

 

普段自分たちが使用するサーフボードは高度な技術が施されており、高機能なサーフボードがたくさんショップに並んでおり、高いお金を出せばマジックボード簡単に手に入ります。

 

しかしガレージシェイプという文化は海外では浸透しており、安価で自宅のガレージでサーフボードを制作する環境があります。日本ではまだまだ閉ざされた文化ですが、構造を理解し、テーマを持って製作して行くことで、サーフィンをより深く知ることが出来ます。

 そうすることで、自分の人生にサーフィンがもっと身近に感じることや、これからの日本の横ノリ文化には欠かせない文化だと考えております。

 

今回の製作に関しては特に特別な道具は使用しておらず、ホームセンターで入手できる道具を使用しています。

 全国のヨコノリ好きの方に、微力ではございますが初めてのサーフボード作りの足掛かりとなりましたら幸いです。


今回サーフボード制作に使用した機材や素材

主に使用した機材

ジグゾー

サンドペーパー

 

使用した素材。

サーフボードのフォーム

FRPレジン

ガラスクロス

フィン用の木材。

 

こちらはあくまで最低限の作業に必要な素材です。

 これだけあればとりあえずサーフボードの形にはなるためのものとお考えください。

 プロの方は専用機材からサーフボードに特化したレジンやクロスなどを利用していますが下記より紹介するサイトでも十分な強度はございます。


サーフボードフォームは現在、日本で気軽に購入できるサイトは閉鎖しており、お問い合わせいただければ下記のサイトのフォームの入手可能です。

ベネットサーフボードフォーム(ブランクス)


レジンクロスはこちらから入手可能です。

FRPZONE


それでは始めましょう!


アウトライン設定

サーフボード製作に必要な道具が揃いましたら早速作業に取りましょう!

 

今回は届いてから形状を考えていったので、到着したフォームを眺めつつウキウキしながらアウトラインを考えました。

 

準備したもの

鉛筆

定規

ジグソー

 

とにかく今回の制作が初めてだったので作る楽しさをメインに感じようと思い、完全イメージの手書きで行いました。

 

今回は使用しませんでしたが、狙ったアウトラインを点で繋ぎ、よくしなる木材などを利用して、点を繋ぐと綺麗にアウトラインが形成されます!

 

そしてベニヤにテンプレートを作成してからアウトラインを写すのが一般的ですが、このころは早く作りたくて作りたくて身体が勝手に動いてしまいました。。

 

①気に入ったアウトラインが決まったら、寸法を計り、反対側に転写します。



②両方のアウトラインが決まりましたら、ジグソーまたはノコギリや丸ノコでもカット可能です。

③くり抜きましたら、サンドペーパーで整えます。ポイントはなるべく垂直にアウトラインの黒ずみを綺麗になくす感覚で行なってください。


レールワーク

アウトランが整いましたら、サーフボードの厚みを考えましょう!

 

準備したもの

 

サンドペーパー

豆カンナ

 

①アウトラインが整いましたらヤスリなどでボトムとソールの形を作っていきます。ヤスリでアウトラインを作成するのはかなりの根気のいる作業となります。豆カンナは、ストリンガーを削るときに使用します。

 

また、ベルトサンダーや削る機械を利用することで時短を狙えます。必要な道具を考える時間も楽しいものです!

 

 

②ボトムとソールが整いましたらレールを削ります。

 

何せフォームですのでガンガン削れます。そしてこの作業が一番楽しい作業になります!ただ削りすぎに注意してください。



ここまでできるとやりきった充実感と完成が楽しみになってきます。


フォームにガラスクロスを巻きつけラミネート

準備したもの

 

ガラスクロス

FRPレジン

  

そしてガラスクロスをFRPで巻き付けます。

これはどのサイト様も難しいとのことでしたが、やはりレール部分の貼り付けがうまく張り付かず、手間をかけると硬化が始まり、全ての巻き付けが困難になる。

 

初めてのことでかなりの焦りがありましたが、自分なりのポイントとして

 

①樹脂はケチらずクロス全体に染み込ませること。

②クロスの重なりなどは後で削れるからほっておく。

③レール部分の形状はなるべくシャープなものより、滑らかに。

④硬化し出しても焦らない。

事だと思います。

ラミネートがわかりやすい動画です。

難しいレール部分にレジンを染みこませる方法などのヒントがあります!




フィン立て、フィニッシュ

フィンもサーフボード制作同様に、テンプレートを作成し、レールワークを施します。

フィン作りはサーフボード作りに必要なノウハウがコンパクトに入っています。



フィン立てはローピンクロスを利用するのが一般的ですが入手できない場合は普通のクロスでも構いません。

販売しているサーフボードが高級レストランとすればこちらは家庭の味です。
家庭の味が一番うまいもんです。




ホットコートはパラフィン入りでコーティングしてください。

サンディングは根気よく行いましょう。




完成です!!

ざっくりですがいかがでしょうか?とにかくフォームを買ってみることからあなたの新しい横ノリライフは始まります!

サーフボード作りの経験のない人も現代ならサーフボード作りは可能です。

一昔前はPUフォームから自作に考えれば、ネットも整いいい時代になりましたね〜


KEYFACTOR ではハンドメイドを基本としたヨコノリギアを開発を行なっております。

スケートデッキでは無垢材での製作や、アップサイクル品、オリジナルのシルクスクリーンプリントでお客様オリジナルのクルージング用スケートデッキの製作も可能です。

世界で一枚だけのオリジナルデッキをご希望の方はKEYFACTOR までよろしくお願い致します。


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